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俳句を嗜む人は退屈を知らない
吟行は風景を見ながら俳句を作るわけですから、いつでもできます。
電車の中で時間を持て余している時、信号待ちの時、待ち合わせ場所に早目についてしまったとき。
俳句をやっていれば時間を持て余すということがありません。
ただし、常にメモ帳を携えておきましょう。出来れば俳句専門の手帳を。
ふと浮かんだ言葉を書き留めておくためです。
一度作った句は、その後10〜20分くらいかけて推敲してみるともっとふさわしい言葉が浮かんできます。
芭蕉の有名な句、
五月雨を集めて早し最上川 にしても
静けさや岩にしみいる蝉の声 にしても
推敲を重ねた結果完成した句です。
ぜひ時間を取ってみましょう。
推敲とはどうすれば自分の感じた思いが伝わるか、いろいろと言葉を考えてみる作業を指します。
芭蕉の場合は「岩にしみいる」という言い回しにしたことによって、一層「蝉の声」以外は何も聞こえないということを表現したのです。
さあ、あなたも俳句ができあがったら、提出する前にもうちょっとだけ推敲してみましょう。
それが上達のコツです。
古池や蛙飛び込む水の音
松尾芭蕉の生い立ちと蕉門十哲

